手持ちソフトバーのまたぎ越し
保育者が低い位置で水平に持ったソフトバーに向かって助走し、片足踏み切りで跳び越えます。
跳び箱は、助走のスピードを上肢の力強い支持と突き放しによって跳躍力へ変換する、器械運動の総合種目です。仁和幼児園で培われたスモールステップ指導法に基づき、恐怖心を自信へと変える12の段階的図解指導案を公開します。
落下事故を防ぎ恐怖心をなくすための安全配慮
指導者は跳び箱の前側方に常に位置し、万一のバランス崩れに備えて両手を構えます。
着地時は膝を軽く曲げて前脚部で柔らかく衝撃を吸収する「忍者着地」を徹底します。
跳び箱、踏切板、着地マットが床で滑ってずれないよう固定器具や滑り止めシートを設置します。
ソフトバーまたぎ、山登り腕支持、直線着地、踏切板ドリルから横箱・縦箱開脚跳びまで、段階的に実力を高めます。
保育者が低い位置で水平に持ったソフトバーに向かって助走し、片足踏み切りで跳び越えます。
両手を跳び箱の端にしっかりつき、腕を突っ張って体を持ち上げ、両足を後ろへピンと伸ばします。
両手を強く押した反動で両足を引き寄せ、跳び箱の天板の上に両足でピタッとしゃがみ乗ります。
跳び箱の上に立ち、前方に向かって両足で飛び降り、前脚部で接地して膝を柔らかく曲げて静止します。
跳び箱の上に手をつき、両足を天板から少し浮かせながらお尻を高く上げる感覚を掴みます。
跳び箱の上にお腹をつけて寝そべり、腕の力だけで身体を前へ前へと手繰り寄せて進みます。
跳び箱から飛び降りる瞬間に空中で身体をひねり、向きを変えて着地する応用バランス運動。
踏切板の上に助走から両足同時に飛び乗り、板のバネの力で高く跳び上がる感覚を習得します。
「助走 ➔ ロイター板踏み切り ➔ 手押し ➔ 箱上立ち ➔ 屈膝着地」の全プロセスを低高度で通します。
低い跳び箱と高い跳び箱を前後に連結し、低い箱を踏んで高い箱へ登り、大きく前方へ跳び降ります。
跳び箱を横向きに置き、手で強く突き放す反動で両足を大きく左右に開き、箱を越えて着地します。
跳び箱を縦向きに設置。十分な助走スピードと手前での力強いプッシュで長い箱体を越えていきます。
本書は洪南海氏の長年にわたる幼児体育の指導実務経験に基づく教材です。仁和幼児園が原著の核心を尊重しつつ、現代の保育現場のニーズに合わせてデジタル化・文字校訂・活動解説の補足・安全指引の改訂を行いました。
本書は保育指導での活用および非営利の研究引用として無償提供しています。引用時は『幼児の運動遊び500選』と明記し、本ページのリンクを添えてください。事前の許諾のない商業販売や大量複製は固く禁じます。
活動前に子どもの発達に合わせて難易度を調整し、防滑・十分な空間の確保と大人の見守りのもとで実施してください。持病や発達上の配慮が必要なお子様は、事前に小児科医または小児専門の理学療法士等にご相談ください。