助走とまたぎ越しジャンプ
低めの短平均台に向かって軽やかに走り込み、片足踏み切りでまたぎ越して柔らかく両足着地します。
平均台は、足裏の触覚受容器と前庭感覚・固有受容感覚を刺激し、動的バランスと体幹安定性を養う代表的な運動器具です。本ページでは、安全な低床短平均台の基本動作23選と、長平均台を使った応用・ペア協同活動15選を図解で詳しく解説します。
仁和幼児園で使用しているモジュール式短平均台と長平均台の構造図および園庭・保育室での活用写真です。
平均台運動を安全に楽しむための4つの重要ポイント
平均台の全周に厚手体操マットを敷き、台とマットの間に足が挟まる隙間を作らないよう密着させます。
足元ばかり見つめると頭が下がり前傾して転倒しやすくなります。「まっすぐ前のお友達や壁のマークを見よう」と声をかけます。
両腕を肩の高さで水平に広げることで、左右の揺れを素早く修正し体幹を安定させます。
バランスを崩した際は台をつかもうとせず、マットへ向かって両足でトンと着地するよう約束します。
低い短平均台を使って、またぎ越し、ジャンプ、S字スラローム、トンネルくぐりなど、障害物走の基礎となる多様な動きを経験します。
低めの短平均台に向かって軽やかに走り込み、片足踏み切りでまたぎ越して柔らかく両足着地します。
立てた短平均台の間をS字にジグザグに進み、出会った友達とじゃんけんをして交代します。
2台の短平均台を向かい合わせにして作った低いトンネルを、四つ這いで身体を低くしてくぐり抜けます。
トンネルの出入り口に障害物を配置し、くぐり抜けとまたぎ越しを連続して行います。
高さを変えて組み合わせた平均台を、両足や片足でリズミカルに跳び越えていきます。
短い平均台を足元に当て、手で支えながら竹馬のようにバランスをとって前進します。
平均台の上にまたがり、床に足をつけずに手とお尻を使って前後にゆらゆら進みます。
平均台を両手でしっかり支持し、両足を揃えて左右交互にリズミカルに跳び越えます。
平均台を斜めに配置し、ジグザグに身体をひねりながら跳び越えていきます。
助走から両足で同時に踏み切り、平均台の上を越えて両足でピタッと着地します。
片足立ちでバランスを保ち、平均台の手前や上でケンケンして進みます。
「ケン(片足)・パ(両足)」のリズムで平均台の周囲を踏み分け、リズム感とバランスを養います。
平均台をまたぐように両足を開いて着地、次に台の前で足を揃えて着地を繰り返します。
両手を横に広げてバランスをとり、低床平均台の上をまっすぐ前を向いて歩きます。
平均台を両足で挟むようにまたぎ、手で台を支えながら少しずつ前へ進みます。
平均台の上に手と膝(または足先)をつき、四つ這いで慎重に端から端まで進みます。
細い平均台の上で、つま先とかかとをくっつけるようにして正確に歩き進みます。
二人が並行した平均台に乗るか、一人が床・一人が台に乗って手をつなぎ、息を合わせて進みます。
友達と肩を組み、足並みをそろえて平均台の上を歩きます。
一人が手押し車になり、もう一人が足を持って進みながら、床の低い平均台をまたぎ越します。
平均台の両端からスタートし、真ん中ですれ違う場所でじゃんけん!勝った方が進みます。
複数の短平均台を一定間隔で並べ、スピードを保ちながら軽快に連続でまたぎ越します。
台の間隔を狭めたり高さを微調整し、両足ジャンプや素早い方向転換を組み合わせた高難度コース。
長さのある平均台の上で、一本橋歩行、横歩き(カニ歩き)、膝立ち歩き、お尻歩き、二人でのすれ違いなど、高度なバランス感覚と協同性を育てます。
長さのある平均台の上を、両腕を水平に広げて視線をまっすぐ前に保ちながら歩き切ります。
バランス感覚に慣れた幼児が、平均台の上を小走りでリズミカルに走り抜けます。
身体を横に向け、平均台の上をカニのように横ステップで進みます。
歩幅を大きく広げ、重心を低く保ちながら一歩一歩しっかりと踏みしめて進みます。
平均台にお腹を密着させ、手と足を使ってトカゲのように低姿勢で這い進みます。
足裏を使わず、両膝を台につけた状態で体幹をまっすぐ起こして進みます。
平均台の上に座り、手とお尻の筋肉を使って前後に移動します。
台の上に横向きに腰掛け、足を浮かせた状態で両手を広げてバランスを保ちます。
台の上にお腹をつけてうつ伏せになり、両手両足をピンと浮かせて飛行機ポーズをとります。
台の上に座り、両足を前に伸ばして持ち上げ、お尻だけでバランスをとるV字ポーズに挑戦します。
平均台の上に置かれたビーンバッグや小さなブロックを、足元を確認しながらまたぎ越して進みます。
平均台の両端から歩いてきた二人が、中央でお互いの身体を支え合いながら落ちずにすれ違います。
平均台の上に手を置き、パートナーに足を持ってもらいながら手押し車で前進します。
平均台の上を歩き、合図があったら台の上でしゃがんで小さくなり、合図で再び立って進みます。
スプーンの上にお手玉を乗せたり頭にお手玉を乗せたりして、落とさないように平均台を渡り切ります。
仁和幼児園の週間体育カリキュラムにおける、短平均台と長平均台の実際の活動記録写真です。
本書は洪南海氏の長年にわたる幼児体育の指導実務経験に基づく教材です。仁和幼児園が原著の核心を尊重しつつ、現代の保育現場のニーズに合わせてデジタル化・文字校訂・活動解説の補足・安全指引の改訂を行いました。
本書は保育指導での活用および非営利の研究引用として無償提供しています。引用時は『幼児の運動遊び500選』と明記し、本ページのリンクを添えてください。事前の許諾のない商業販売や大量複製は固く禁じます。
活動前に子どもの発達に合わせて難易度を調整し、防滑・十分な空間の確保と大人の見守りのもとで実施してください。持病や発達上の配慮が必要なお子様は、事前に小児科医または小児専門の理学療法士等にご相談ください。