まえがき：幼児とスポーツ

幼児の生活は幼児の活動に基づいている。生活におけるさまざまな遊びとは、もちろん身体的活動、知的活動、社会的活動、あるいは自己表現活動などであり、これらはすべて身体活動の要素である。

当園では、運動遊びや体操活動が好きな子どもたちは、本当に機敏で、友だちが多く、性格が前向きで、情緒が豊かで、あらゆる行動に積極的に参加できることを発見した。

身体の動きの優雅さから、人生の豊かさ、敏捷性、協調性、バランスの力、行動をかき立てる力、最も価値のある行動の確実性、行動の基礎となる活動性や力強さ等を学ぶことができる。

運動は人間の本能であり、自己の表現である。幼児期には、動きの本能が満たされ、はっきりと自覚して動くことができるようになり、自己が必要とする環境や対応を与えることができるようになるため、あらゆる動きや生活に適応する力がつき、強さや速さを身につけることができる。スポーツが好きで、スポーツを楽しんでいる子どもたちは、さまざまな経験を積んでおり、スポーツや遊びの中で正しく動くことが、将来、物事を正しく行うための自己条件であることが、実践経験からわかる。

先生たちが子どもたちと一緒に楽しそうに運動している姿を見ると、とても幸せな気持ちになる。先生たちが健康的になれるだけでなく、子どもたちが体を動かす遊びをする動機付けにもなる。これはまた、子どもたちの身体的発達の根本原因でもあり、子どもたちの成長に大きな影響を与える。

幼児期にそのような先生に出会えることは、人間にとって幸せなことだ。

の代理大使からの2002年4月10日付書簡。

編集者洪南海、台湾