ファー・ストリームから出版された『マジック・スクールバス・シリーズ』という絵本を読んだ記憶がある。この絵本は、図鑑や絵本ではなく、自然科学を紹介するセットである。大げさな服を着るのが大好きな先生が主人公で、彼がクラスの子どもたちを、潜水艦、掘削機、宇宙船など、あらゆる乗り物に変身する古いスクールバスに乗せて、ファンタジックな科学の冒険に出かけ、科学の基礎知識をたくさん学ばせるという内容だ。子どもたちを惹きつける

パッケージ化された知識ではなく、教室の外に出て体験的な知識を学ぶことが、近年の国際的な新しい学習トレンドとなっている。フィンランド、アメリカ、イギリス、オーストラリア、そして日本は偶然にも、これからの教育のニーズに応えるべく「野外教育」を重視し始めており、台湾もこの国際的な流れに追いつこうとしている。簡単に言えば、教室の外で行われる学習はすべて野外教育である。子どもたちが教室から出て好奇心を取り戻し、五感を統合してエコロジーなど生活に密着した学習ができる。