1910年（明治43年）に建てられた美しい烏樹林糖廠は、かつては有名な製糖会社であり、管轄する烏樹林駅は、初期台南県の禾北、白河、東山、新営都市を5分で結ぶ鉄道の拠点でもあった。また、日本統治時代には、生産される砂糖の品質と独特の風味が優れていたため、日本の皇室にも利用され、「皇室糖」と呼ばれたこともある。1983年、経営上の理由から、烏樹林製糖工場は製糖事業を閉鎖した。